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ボードゲームの箱を包むアレ(シュリンクについて)

ほとんどのボードゲームに必ずと言っていいほど施されている、ビニールで包んだようなアレ…

こんなことができるかなと思い、挑戦してみたくなりました

・パーツがばらばらにならないようにする

・持ち運び時の傷やいたみをなるべく避ける(特に雨の日の即売会のリスク)

・クオリティを高める

夏の東京ボードゲームコレクションの即売会に向けて、調べてみました。

ビニールみたいなアレは何?→シュリンク

全く名前を知らなかったのですが、箱を包むビニールみたいなアレは「シュリンク」っていうみたいですね

手順としてこんな感じです。

1.袋状のフィルムを箱にかぶせる

2.シーラー(溶断用)で適切な大きさに切る

3.ヒートガンでフィルムを縮ませる

購入前に気をつけたこと

早速機材を揃えようと思い、Amazonのレビューやこちらの記事などで調べてみました

最終的にこんなところに気をつけました

・袋状のフィルムでないと箱は包みづらい

・フィルムがドライヤーに対応していればヒートガンがなくても良い

・シーラーには溶着用と溶断用があり、フィルムの大きさを調整するような場合は溶断用を使う

・シーラーはヒーター線があり安いものだとそこが壊れやすい

・ヒーター線の交換部品は、長さやメーカーによって値段が違う

機材選定

以下の2つを購入しました

・シュリンク用フィルム(ヒートガン不要)

・シーラー

フィルムはこちらのシュリンクパック(S-0)にしました

こちらは袋状のフィルムで、ドライヤーで作業が出来るようです

大きさ18cmx14cmなので「眠らぬ金山」の箱が十分入る大きさです

溶断・溶着の両方が可能で、20cmまでのフィルムに対応しています(上記のフィルムに対応)

また、部品は最初に取り付けられているものも含めて溶着用3つ、溶断用2つがついています

交換部品についても説明書に書いてあります

 こちらは、最初に装着されている溶着用のヒーター線(平べったい)を、付属の溶断用(ピアノ線状)のヒーター線に交換して作業を行います

早速使ってみた

準備物は写真の通り、以下の4つです

・シーラー(溶断用のヒーター線に交換済)

・シュリンク用フィルム

・ピン(穴あけ用)

・カード(シュリンクしたいもの)

今回は溶断用の温度を5番に合わせます

フィルムが切れればどこでも良いですが、大きすぎるとヒーターの寿命に関わってくるみたいなので適宜調整してください

シーラーで挟み込んで切っていきます

挟み込むと赤いランプが付くので、消えるまで挟み込んだままにしておきます

(溶断の作業は10秒以上空けて行います)

繰り返しシーラーで切っていき、小袋ぽくします

このまま縮めると空気でパンパンになるので、空気穴を開けます

通常のドライヤーでシュリンクしていきます

今回使用しているフィルムはドライヤーで作業可能ですが、フィルムによってはヒートガンが必要になる場合があります

完成!

全工程で通して1〜2分!意外に早い…!!

もっと綺麗にできるはずなので製品版までに頑張って慣れていきます

使ってみて思ったこと

・手順ではすんなり書きましたが、最初は何度か失敗してます(ヨレヨレになったりする)

・溶断する時はなるべく小さくなるようにした方が良い。大きすぎると縮みきらない

・穴あけ作業はドライヤーでちょっと縮ませた後でも良いかも(製品を傷つけないように注意)

この写真の上の方が角張ってる状態

…個人的にはこの角張りから開封することもあるんですが。見栄えを良くしたい場合はお好みで。

まとめ

できたものを見るとちょっとテンション上がります

まだやり方を確立できていないのでコツがあれば教えてください!


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